初夏の風2007年06月13日

 さくらの花が咲き、春の訪れを満喫したと思っているのもつかの間、医院の周りの風景は、すっかり初夏の準備のように、つつじの花やさつきの花とわたしたちの目を癒してくれます。
 つつじやさつきの違いというのは本当に難しく、何度か植物の本をみて確認をするのだけれど、その時は「なるほど」と思っても、何日か過ぎるとどっちがどっちだか不確かになってしますので、困ります。
 つつじは、葉が大きく、さつきは、葉が小さい、と思っていますが、どうなんでしょうか。
 しかし、5月の春爛漫を彩る花のひとつであることは確かで、好きな木のひとつです。
 花をつける木というのは、いいですね。
 草花の花もいいのですが、花をつける木もいいのです。
 これから楽しみなのが、あじさい、で漢字で書くと、紫陽花になります。
 神奈川県に住んでいる人にとっては、馴染みの花です。たぶん日本全国馴染みの花だと思います。
 あじさいというと、小雨の降る中でのあじさいというのがいいですね。
 北鎌倉の明月院、いわゆる”あじさい寺”が思い出されます。
 これからの時期、若いカップルや様々な人が訪れ、賑わいます。
   山門から境内の参道を人がひとり通るのも大変なくらいに咲き乱れます。
 もう10何年も訪れていません。
 ことしは、梅、さくら、つつじと注目してきましたので、久しぶりに家族であじさいを鑑賞しに行くのも、いいのかなと思っています。